やけのはら/THIS NIGHT IS STILL YOUNG

f:id:dawawa:20181206232723j:image

「サマーネバーエンズ、まだ寝ません」から始まるやけのはらのファーストアルバム。

不思議と聴いてるとなんだか感傷的になってくる。ちっちゃい頃みんなで笑いながら学校でちょっと悪いことしてふざけたり、なんて景色が浮かんでくる。

幼いころは自分が特別だって信じてたし、大人になった時何をしているかも考えたことなんてなかった。学校なんて好きじゃなかったけど、今思い出す学校の思い出はどれも良いな。

なんて不思議な歌詞の歌を聴きながら考えていたら、Rollin' Rollin'でどこかに連れていかれそうになってしまう。

これを聴くと、時間の波に飲まれるような感覚がとても楽しい。

 

 

 

 

Home comings/SYMPHONY

f:id:dawawa:20181206221836j:image

ホームカミングス3枚目のEPらしい。

一曲目のPLAY YARD SYMPHONYから聞いていくと、綺麗な朝日が昇りはじめ、だんだんと気温も上がって暖かくなっていき、WELCOME TO MY ROOMを聞いた頃には太陽が真上に昇り、時間は昼になったような気がする。

どの曲も爽快で、どこか優しく暖かみがある。こういうのを気軽に言うのは好きではないが、自然と前向きにさせてくれる。

関係ないのだが、自分はEPというパッケージが好きだ。いつも余裕のないアタフタしている頭の中にEPの短い展開やストーリーがスッと馴染んでいくからである。

Symphonyはそんななんでもないことでいつも頭がいっぱいの自分に、ミントのような爽快感を与えてくれるEPなのだ。

 

CAR10/CAR10

f:id:dawawa:20181205235711j:image

大好きなアルバム。

彼らの歌は説教くさくなく、ただ漫然と日々を過ごしている自分たちは何も間違っちゃいない。むしろ輝いているんだとすら思わせてくれる。

ぶっちゃけ、どの曲も似たようなヘナヘナ声に空間系のエフェクターをこれでもかと使ったようなギターサウンド。のっぺりとしたリズム。リラックスしきった歌詞。和製OASISのよう。だけど、それに癒される。

今日までの日々を肯定されて、明日を生きれるような気がするのだ。